純水って何に使うの?と、思われる方もいるでしょう。純水を使用するシーンを紹介します。
- アクアリウムで使用(淡水・海水)
- 臨床検査の検体検査で、主に生化学検査、免疫検査
アクアリウムで使用する場合は、主に脱塩素と脱イオン、その他の水道から混入する物質を除くために使用します。淡水と海水の両方で言えることですが、塩素は生物にとって毒となるため除去したい物質の一つとなります。
臨床検査の生化学検査と免疫検査は、純度の高い純水が必要です。生化学検査では、比色法と電極法で影響を受けます。免疫検査も抗原と抗体の反応を利用して検査をしているため純水が必要となります。不純物の多い水を使用していると検査結果に大きく影響を与えるため純水が必要となるわけです。